シャビエ・ディアス=ラトーレは1968年バルセロナに生まれる。バーゼル音楽アカデミーでギターをオスカー・ギリャに師事、1993年に卒業。その後、古楽への興味から、バーゼル・スコラ・カントルムでホプキンソン・スミスのもとリュートを学ぶ。様々な合唱の指揮のコースも受け、修士課程では指揮科を修了する。


これまでに、フランスやスペインの数々の国際コンクールにて受賞。


1995年よりバロックオペラの世界で広く活躍し、以下をはじめとする主要なプロダクションに参加する。レネ・ヤコブス指揮G.F.ヘンデル「セメレ」(ベルリン古楽アカデミー演奏、ベルリン国立歌劇場)、同じくレネ・ヤコブス指揮コンチェルト・ヴォカーレの演奏でC.モンテヴェルディ「オルフェオ」を、ゴルドーニ歌劇場(フィレンツェ)、王立モネ劇場(ブリュッセル)、コヴェント・ガーデン(ロンドン)、プロヴァンス大劇場(エクス=アン=プロヴァンス)、シャンゼリゼ劇場(パリ)、ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック(ニューヨーク)で公演。ジョルディ・サヴァール指揮C.モンテヴェルディ「オルフェオ」(ル・コンセール・デ・ナシオン演奏、マドリッド王立劇場、リセウ大劇場(バルセロナ))。レネ・ヤコブス指揮J.A.ハッセ「ソリマーノ」(コンチェルト・ケルン演奏、ベルリン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場)、トーマス・ヘンゲルブロック指揮G.ペルゴレージ「奥様女中」(バルタザール=ノイマン・アンサンブル演奏、ベルリン・フィルハーモニー、ルードヴィヒスブルグ城)、アッティリオ・クレモネージ指揮M.マラッツォーリ、A.M.アッバティーニ「Dal Male il Bene」(コンチェルト・ヴォカーレ演奏、ランデスシアター(インスブルック))、ヴィーラント・クイケン指揮F.B.コンティ「シエラ・モレーナのドンキホーテ・デ・ラ・マンチャ」(サラマンカ大学バロックオーケストラ演奏)。


シャビエ・ディアス=ラトーレは、ヨーロッパ、アメリカ合衆国、南アメリカ、アジアにおける重要な国際音楽祭で広く活躍している。ジョルディ・サヴァール率いる著名なアンサンブル「エスペリオンXXI」、「ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ」、「ル・コンセール・デ・ナシオン」のメンバーであり、またスペイン国立管弦楽団や「アル・アイレ・エスパニョール」などの主要なグループに招かれ演奏している。


彼が創立し率いているアンサンブル「ラベリントス・インヘニオソス」は、スペイン黄金世紀のスペイン音楽の演奏を専門にしている。アラゴン出身の作曲家ガスパル・サンスの作品を収め、フランスのレーベル、ジグザグ・テリトワールからリリースされた、アンサンブルのデビューCDDanzas de Rasgueado y Sones de Palacio」はメディアから高い評価を受け、また、ヨーロッパ、イスラエル、オーストラリア、韓国、アメリカ合衆国など海外のラジオ局で放送された。その他、フェルナンド・ソルの作品集「Goyesca, seguidillas boleras」、フランシスコ・デ・ゲラウとホセ・マリンの作品を集めた「entre el cielo y el infierno」など、イベリア半島の音楽を古楽器で演奏したCDを出している。シャビエ・ディアス=ラトーレは、アリア・ヴォックスやドイツ・アルモニア・ムンディなど30以上のCD録音に参加しており、ヨーロッパ、アメリカ合衆国、南アメリカ、アジアのテレビやラジオ局でも数多く録音している。


スペインをはじめ、イタリア、ドイツ、スイス、韓国、アメリカ合衆国など、各地から招かれマスタークラスを行うなど後進の指導にあたっている。カタルーニャ高等音楽院(ESMUC)リュート科教授、通奏低音、室内楽も教える。